2025年通年は過去最高益
2025年の財務目標を達成
2022年以降の資本分配(実施済みおよび提案)は累計85億ユーロ。これには2025年度分として提案された29億ユーロの分配が含まれます。
純収益および取引高の前年からの継続的な成長
健全な信用の質に伴い、通年ガイダンスに沿ったコスト削減を実現
2025年第4四半期の税引前利益は過去最高
チーフ・エグゼクティブ・オフィサーのクリスティアン・ゼーヴィングは、「2025年に達成した記録的な業績は、ドイツ銀行のグローバル・ハウスバンク・モデルの強さと、お客様に提供する価値を証明するものです」とコメントしました。「当行は2025年の財務目標をすべて達成し、2022年以降これまでに実行・提案した85億ユーロの資本分配により、株主への当初のコミットメントを上回る見込みです。これは、私たちの戦略の次なるフェーズに向けた、最も強固な基盤となります。当行は、長期目標である「欧州チャンピオン」の実現に向けて、グローバル・ハウスバンクとしての規模拡大と、収益のさらなる向上に尽力してまいります。」
ドイツ銀行(銘柄コードXETRA:DBGn.DB/NYSE:DB)は、本日、2025年度の税引前利益が前年比84%増の97億ユーロとなり、過去最高益を計上したと発表しました。収益は、前年比7%増加の321億ユーロとなり、2025年の目標(約320億ユーロ)を達成しました。利息以外の費用は、207億ユーロとなり、ガイダンス(予想)の約206億ユーロと概ね一致し、前年比で10%減少しました。この減少の主な要因は営業関連以外のコストが86%減少したことであり、その大部分は2024年に計上された特定訴訟項目が(当期には)発生しなかったことを反映しています。
純利益は、2024年の業績の約2倍にあたる71億ユーロとなりました。当行の2025年通年の目標財務比率は、前年から大幅に改善し、当行の2025年の目標を達成しました。
2025年第4四半期の税引前利益は2024年第4四半期と比較して3倍超の増加となる20億ユーロとなり、第4四半期としての過去最高益を記録しました。この進展は、収益が7%増加して77億ユーロとなったことに加え、主に前述の前年同四半期に計上された特定訴訟項目が再発しなかったことにより利息以外の費用が15%減少して53億ユーロとなったことを反映しています。
2025年第4四半期の純利益は、2024年第4四半期の337百万ユーロから増加し、16億ユーロとなりました。2025年第4四半期の税引後RoTE1は、前年同四半期の0.7%から上昇して8.7%となった一方、税引後RoE1は前年同四半期から0.6%上昇して7.8%となりました。2025年第4四半期の費用収益比率は、前年同四半期の86%から改善して69%となりました。
経営陣は、2026年5月の年次株主総会において、2025年の配当を、2024年の1株当たり0.68ユーロから約50%増配して、1株当たり1.00ユーロ(19億ユーロ)とすることを提案する予定です。また、当行は、2025年における10億ユーロの追加の自社株の買戻しについて慣行上の承認をすでに取得しています。これらの施策を合わせると、株主への累積資本分配額はさらに29億ユーロ増加し、配当性向50%という当行のコミットメントと一致した2025年度の還元規模となります。
これにより、2021年から2025年の会計年度に関連し、2022年から2026年に支払われたまたは支払われる予定の累積資本分配額は85億ユーロに達し、当行の当初の目標である80億ユーロを上回ることになります。当行は、慣行上の承認を条件として、2026年下半期に追加の資本分配を行うことを目指しています。
チーフ・ファイナンシャル・オフィサーのジェームス・フォン・モルトケは、次のように付け加えました。「2025年はドイツ銀行にとって成果の年でした。グループ全体および全事業において、10%を超えるRoTE目標を達成しました。当行が掲げた野心的な目標どおりに、収益のモメンタムと事業成長を維持することができています。コスト管理を継続し、業務効率化によって生み出した資金をさらなる投資に充てつつ、コスト目標も達成しました。健全な資本管理により、自己資本比率の強化と株主還元の拡大を両立させています。これらすべての成果は、将来の目標達成に向けた力強い出発点となります。」
ドイツ銀行の全4事業部門が2025年に2桁の利益成長、大幅な費用収益比率の向上を遂げ、税引後RoTE1は10%超を達成しました。
コーポレート・バンク:税引前利益は、前年から24%増加して26億ユーロ
インベストメント・バンク:税引前利益は、前年から20%増加して40億ユーロ
プライベート・バンク:税引前利益は、前年から95%増加して23億ユーロ
アセット・マネジメント:税引前利益は、前年から55%増加して983百万ユーロ
ドイツ銀行は、2025年において、加速化を進めてきたグローバル・ハウスバンク戦略のすべての柱において目標に沿った成果を達成しました。
2025年11月、ドイツ銀行は、2026年から2028年に向けた戦略「グローバル・ハウスバンクとしての規模拡大」および財務・資本目標を発表しました。当行は、焦点を絞った成長、厳格な資本管理および規模拡大が容易なオペレーティング・モデルを通じた価値創出の加速化を目指し、2028年において税引後RoTEを13%超、費用収益比率を60%未満とすることを目標としています。当行はまた、2026年より配当性向を50%から60%に引き上げることを計画しており、さらにCET1資本比率が目標範囲である13.5%から14.0%を持続的に上回る場合には、余剰資本を活用および分配する方針です。
ドイツ銀行の長期目標は、主要セグメントにおけるリーダーシップ、市場をリードするリターン、深化し拡大したグローバルなプレゼンスおよびネットワーク、ならびにAIを活用したイノベーション重視の組織により、欧州チャンピオンになることです。当行の「グローバル・ハウスバンクとしての規模拡大」戦略および2026年から2028年の目標の詳細については、https://investor-relations.db.com/reports-and-events/other-presentations-and-events#tab-container-1-investor-deep-dive-2025-2をご参照ください。
2025年通年の純収益は、前年比7%増の321億ユーロとなりました。これには前年比5%増の109億ユーロの純手数料およびフィー収益が含まれます。また、主要な銀行業務セグメントの純利息収益は、預金高の伸びを反映して、2%増加して137億ユーロとなり、引き続き堅調でした。
プライベート・バンクおよびアセット・マネジメントの運用資産は2025年通年において、780億ユーロの純資金流入を含め、1,240億ユーロ増加しました。これは当該事業の将来的な収益成長を牽引するものと期待されます。
2025年第4四半期の純収益は、前年同四半期比7%増の77億ユーロとなり、第4四半期としては2014年以来最高の収益を達成しました。
コーポレート・バンク:
インベストメント・バンク:
プライベート・バンク:
アセット・マネジメント:
2025年通年の利息以外の費用は、前年から10%減少し、206.6億ユーロとなり、当行の通年予測である約206億ユーロと一致しました。
2025年第4四半期の利息以外の費用は、前年同四半期から15%減少して53億ユーロとなりました。
ドイツ銀行は、2026年第1四半期より調整済コスト、および営業関連以外のコストの個別報告を廃止する予定です。2025年末現在、従業員(常勤相当)は、89,879名となり、2024年末現在と比較し実質的に横ばいとなりました。2025年第4四半期においては、従業員(常勤相当)は、451名減少しました。これは、2025年第4四半期における離職者が新規採用および外部スタッフの内部雇用による増加分を上回ったことによるものです。
信用損失引当金は、2024年通年の18億ユーロ(貸出平均残高の38ベーシスポイント)から7%減少し、17億ユーロ(貸出平均残高の36ベーシスポイント)となりました。
2025年第4四半期の信用損失引当金は、2025年第3四半期から5%減少、また前年同四半期の420百万ユーロから6%減少し、395百万ユーロ(貸出平均残高の33ベーシスポイント)となりました。
不良債権(ステージ3)に対する引当金は、532百万ユーロとなり、2025年第3四半期の357百万ユーロ、および前年同四半期の415百万ユーロから増加しました。前四半期比でのステージ3の進展は、コーポレート・バンクにおける引当金が過去数四半期よりも高水準であったこと、インベストメント・バンクの商業用不動産セクターにおける個別案件(シングル・ネーム)への引当金、および2025年第3四半期にプラスの影響を与えたモデル改定後のプライベート・バンクの引当金の増加を反映しています。
ステージ3に対する引当金の増加は、正常(ステージ1および2)債権に対する、137百万ユーロの引当金の戻入れにより一部相殺されました。当該戻入れは、2025年初頭と比較してマクロ経済の見通しが改善し、ポートフォリオのプラスの効果を反映していますが、オーバーレイ(モデル外の追加引き当て)の増加により一部相殺されました。
2025年末現在の普通株式等Tier1(CET1)資本比率は、2024年末現在の13.8%から上昇し、14.2%となりました。収益性の増加によるオーガニックな自己資本の創出が、2025年通年の資本分配およびクーポンの支払いの増加、規制上の影響ならびに事業成長による、複合的な影響を相殺しました。
2025年度中に、当行は2024年比50%増配となる23億ユーロの資本分配を実施しました。これには、1株当たり0.68ユーロ(総額で13億ユーロ)での2024年度の配当および、10億ユーロの自社株の買戻しが含まれ、2022年以降支払われた累積分配額は56億ユーロとなります。
ドイツ銀行は、前述のとおり、本日までに2026年における29億ユーロの追加的な資本分配を提案しています。これにより、2021年から2025年の会計年度に関連し、2022年から2026年にかけて支払済み、または支払予定の累計分配額は、85億ユーロとなり、当行の当初の目標である80億ユーロを上回ることになります。当行は、慣行上の承認を条件として、2026年下半期にも追加の資本分配を実施することを目指しています。
2025年第4四半期の当行のCET1比率における14.5%から14.2%への推移は、主に予想されていた規制上の影響を反映したものです。これには、2025年末における未実現損益である「OCIフィルター」(自己資本要求規則(CRR)第468条の経過措置)の適用終了や、2025年6月に公表された欧州銀行監督局(EBA)の改訂版ガイダンスに沿った、オペレーショナル・リスクRWA計算の年次更新が含まれます。また、2025年第4四半期における推移は、マーケット・リスクの水準の正常化、および信用リスクRWAの増加も反映されています。当該影響は、強力な自己資本の創出、および2025年第4四半期に実施された証券化取引により一部相殺されました。かかる取引により、当行の資本効率化プログラムに関連するRWA削減効率は310億ユーロに達し、2025年末までの目標範囲である250億ユーロから300億ユーロを上回りました。
2025年第4四半期のレバレッジ比率は、2025年第3四半期から横ばいの4.6%となりました。これは、前述の未実現損益に対する資本フィルターの適用終了を反映したものです。年末の現金残高の増加、および証券金融取引の増加に牽引され、レバレッジ・エクスポージャーが上昇しましたが、2025年第4四半期におけるAT1証券の発行を含むAT1資本証券の増加により相殺されました。
流動性カバレッジ比率は144%となり、規制要件である100%を上回り、余剰額は800億ユーロとなりました。安定調達比率は119%となり、当行の目標範囲である115%から120%の範囲内にあり、必要水準を1,060億ユーロ上回る余剰を確保していることを示しています。
2025年末現在の預金残高は、2024年末比で260億ユーロ増加して6,920億ユーロとなりました。これには、コーポレート・バンク(特にコーポレート・キャッシュ・マネジメント事業)およびプライベート・バンクにおける事業基盤の強みを反映した、2025年第4四半期における290億ユーロの増加が含まれています。
2025年第4四半期のサステナブル・ファイナンス、およびESG投資の取引高(DWSを除きます。)2は310億ユーロとなり、当行がこれらの取引高の追跡を開始した2020年以降2番目に高い四半期となりました。これにより2025年の合計は980億ユーロとなり、2021年以降最高の年間取引高となりました。また、2020年1月1日以降の累積取引高は合計4,710億ユーロとなりました。
2025年第4四半期におけるドイツ銀行の各事業部門は、以下のとおり貢献しました。
2025年11月、ドイツ銀行は2020年から2030年末までの期間における累積9,000億ユーロのサステナブル・アンド・トランジション・ファイナンスの新たな目標を発表しました。この目標は、当行の2020年1月1日以降のサステナブル・ファイナンスおよびESG投資の取引高を含み、世界的な変革の中で顧客にとって信頼できるパートナーとしてのドイツ銀行の役割を強化します。当行はさらに2027年末までに300件の自然関係の取引を促進するという目標も設定しました。
ドイツ銀行はグローバル環境情報開示プラットフォームであるCDPで初めてAリスト入りを達成しました。ドイツ銀行は、CDPが世界中の全セクターにおいて評価した企業の上位4%に含まれています。
2025年第4四半期における主な取引は、以下のとおりです。
1 本項目およびその他のGAAP以外の財務的測定尺度の詳細については、以下の「GAAP以外の財務的測定尺度の使用について」および2025年第4四半期補足財務データ(英文)の15頁から22頁をご参照ください。
2 累積ESG取引高には、コーポレート・バンク、インベストメント・バンク、プライベート・バンクならびにコーポレートおよびその他における、2020年1月1日から当四半期末までのサステナブル・ファイナンス(フロー)およびESG投資(ストック)が含まれています。対象となる商品には、資本市場における発行(ブックランナーを務めた分のみ)、マーケット・メイキング活動(適格在庫債券の年間平均取引高)、サステナブル・ファイナンス、当四半期末現在の運用資産および当四半期末現在の年金制度資産(総資産)が含まれます。累積取引高および目標には、DWSにより別個に報告される、DWSのESG運用資産は含まれません。
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2025年通年は過去最高益
2025年の財務目標を達成
2022年以降の資本分配(実施済みおよび提案)は累計85億ユーロ。これには2025年度分として提案された29億ユーロの分配が含まれます。
純収益および取引高の前年からの継続的な成長
健全な信用の質に伴い、通年ガイダンスに沿ったコスト削減を実現
2025年第4四半期の税引前利益は過去最高
チーフ・エグゼクティブ・オフィサーのクリスティアン・ゼーヴィングは、「2025年に達成した記録的な業績は、ドイツ銀行のグローバル・ハウスバンク・モデルの強さと、お客様に提供する価値を証明するものです」とコメントしました。「当行は2025年の財務目標をすべて達成し、2022年以降これまでに実行・提案した85億ユーロの資本分配により、株主への当初のコミットメントを上回る見込みです。これは、私たちの戦略の次なるフェーズに向けた、最も強固な基盤となります。当行は、長期目標である「欧州チャンピオン」の実現に向けて、グローバル・ハウスバンクとしての規模拡大と、収益のさらなる向上に尽力してまいります。」
ドイツ銀行(銘柄コードXETRA:DBGn.DB/NYSE:DB)は、本日、2025年度の税引前利益が前年比84%増の97億ユーロとなり、過去最高益を計上したと発表しました。収益は、前年比7%増加の321億ユーロとなり、2025年の目標(約320億ユーロ)を達成しました。利息以外の費用は、207億ユーロとなり、ガイダンス(予想)の約206億ユーロと概ね一致し、前年比で10%減少しました。この減少の主な要因は営業関連以外のコストが86%減少したことであり、その大部分は2024年に計上された特定訴訟項目が(当期には)発生しなかったことを反映しています。
主要目標の達成
純利益は、2024年の業績の約2倍にあたる71億ユーロとなりました。当行の2025年通年の目標財務比率は、前年から大幅に改善し、当行の2025年の目標を達成しました。
2025年第4四半期の税引前利益は2024年第4四半期と比較して3倍超の増加となる20億ユーロとなり、第4四半期としての過去最高益を記録しました。この進展は、収益が7%増加して77億ユーロとなったことに加え、主に前述の前年同四半期に計上された特定訴訟項目が再発しなかったことにより利息以外の費用が15%減少して53億ユーロとなったことを反映しています。
2025年第4四半期の純利益は、2024年第4四半期の337百万ユーロから増加し、16億ユーロとなりました。2025年第4四半期の税引後RoTE1は、前年同四半期の0.7%から上昇して8.7%となった一方、税引後RoE1は前年同四半期から0.6%上昇して7.8%となりました。2025年第4四半期の費用収益比率は、前年同四半期の86%から改善して69%となりました。
株主への追加の29億ユーロの資本分配を提案
経営陣は、2026年5月の年次株主総会において、2025年の配当を、2024年の1株当たり0.68ユーロから約50%増配して、1株当たり1.00ユーロ(19億ユーロ)とすることを提案する予定です。また、当行は、2025年における10億ユーロの追加の自社株の買戻しについて慣行上の承認をすでに取得しています。これらの施策を合わせると、株主への累積資本分配額はさらに29億ユーロ増加し、配当性向50%という当行のコミットメントと一致した2025年度の還元規模となります。
これにより、2021年から2025年の会計年度に関連し、2022年から2026年に支払われたまたは支払われる予定の累積資本分配額は85億ユーロに達し、当行の当初の目標である80億ユーロを上回ることになります。当行は、慣行上の承認を条件として、2026年下半期に追加の資本分配を行うことを目指しています。
チーフ・ファイナンシャル・オフィサーのジェームス・フォン・モルトケは、次のように付け加えました。「2025年はドイツ銀行にとって成果の年でした。グループ全体および全事業において、10%を超えるRoTE目標を達成しました。当行が掲げた野心的な目標どおりに、収益のモメンタムと事業成長を維持することができています。コスト管理を継続し、業務効率化によって生み出した資金をさらなる投資に充てつつ、コスト目標も達成しました。健全な資本管理により、自己資本比率の強化と株主還元の拡大を両立させています。これらすべての成果は、将来の目標達成に向けた力強い出発点となります。」
グローバル・ハウスバンク:2025年おいて全体にわたり堅調
ドイツ銀行の全4事業部門が2025年に2桁の利益成長、大幅な費用収益比率の向上を遂げ、税引後RoTE1は10%超を達成しました。
コーポレート・バンク:税引前利益は、前年から24%増加して26億ユーロ
インベストメント・バンク:税引前利益は、前年から20%増加して40億ユーロ
プライベート・バンク:税引前利益は、前年から95%増加して23億ユーロ
アセット・マネジメント:税引前利益は、前年から55%増加して983百万ユーロ
グローバル・ハウスバンク戦略の加速化:すべての分野における施策の着実な実行が、次なる成長フェーズに向けた強固な基盤を構築
ドイツ銀行は、2025年において、加速化を進めてきたグローバル・ハウスバンク戦略のすべての柱において目標に沿った成果を達成しました。
2025年11月、ドイツ銀行は、2026年から2028年に向けた戦略「グローバル・ハウスバンクとしての規模拡大」および財務・資本目標を発表しました。当行は、焦点を絞った成長、厳格な資本管理および規模拡大が容易なオペレーティング・モデルを通じた価値創出の加速化を目指し、2028年において税引後RoTEを13%超、費用収益比率を60%未満とすることを目標としています。当行はまた、2026年より配当性向を50%から60%に引き上げることを計画しており、さらにCET1資本比率が目標範囲である13.5%から14.0%を持続的に上回る場合には、余剰資本を活用および分配する方針です。
ドイツ銀行の長期目標は、主要セグメントにおけるリーダーシップ、市場をリードするリターン、深化し拡大したグローバルなプレゼンスおよびネットワーク、ならびにAIを活用したイノベーション重視の組織により、欧州チャンピオンになることです。当行の「グローバル・ハウスバンクとしての規模拡大」戦略および2026年から2028年の目標の詳細については、https://investor-relations.db.com/reports-and-events/other-presentations-and-events#tab-container-1-investor-deep-dive-2025-2をご参照ください。
2025年通年の事業成長および取引高の増加は目標と一致
2025年通年の純収益は、前年比7%増の321億ユーロとなりました。これには前年比5%増の109億ユーロの純手数料およびフィー収益が含まれます。また、主要な銀行業務セグメントの純利息収益は、預金高の伸びを反映して、2%増加して137億ユーロとなり、引き続き堅調でした。
プライベート・バンクおよびアセット・マネジメントの運用資産は2025年通年において、780億ユーロの純資金流入を含め、1,240億ユーロ増加しました。これは当該事業の将来的な収益成長を牽引するものと期待されます。
2025年第4四半期の純収益は、前年同四半期比7%増の77億ユーロとなり、第4四半期としては2014年以来最高の収益を達成しました。
当行の各事業部門の収益の業績
コーポレート・バンク:
インベストメント・バンク:
プライベート・バンク:
アセット・マネジメント:
利息以外の費用:ガイダンスどおりに前年比で減少
2025年通年の利息以外の費用は、前年から10%減少し、206.6億ユーロとなり、当行の通年予測である約206億ユーロと一致しました。
2025年第4四半期の利息以外の費用は、前年同四半期から15%減少して53億ユーロとなりました。
ドイツ銀行は、2026年第1四半期より調整済コスト、および営業関連以外のコストの個別報告を廃止する予定です。
2025年末現在、従業員(常勤相当)は、89,879名となり、2024年末現在と比較し実質的に横ばいとなりました。2025年第4四半期においては、従業員(常勤相当)は、451名減少しました。これは、2025年第4四半期における離職者が新規採用および外部スタッフの内部雇用による増加分を上回ったことによるものです。
信用の質:2025年通年の引当金は7%減少
信用損失引当金は、2024年通年の18億ユーロ(貸出平均残高の38ベーシスポイント)から7%減少し、17億ユーロ(貸出平均残高の36ベーシスポイント)となりました。
2025年第4四半期の信用損失引当金は、2025年第3四半期から5%減少、また前年同四半期の420百万ユーロから6%減少し、395百万ユーロ(貸出平均残高の33ベーシスポイント)となりました。
不良債権(ステージ3)に対する引当金は、532百万ユーロとなり、2025年第3四半期の357百万ユーロ、および前年同四半期の415百万ユーロから増加しました。前四半期比でのステージ3の進展は、コーポレート・バンクにおける引当金が過去数四半期よりも高水準であったこと、インベストメント・バンクの商業用不動産セクターにおける個別案件(シングル・ネーム)への引当金、および2025年第3四半期にプラスの影響を与えたモデル改定後のプライベート・バンクの引当金の増加を反映しています。
ステージ3に対する引当金の増加は、正常(ステージ1および2)債権に対する、137百万ユーロの引当金の戻入れにより一部相殺されました。当該戻入れは、2025年初頭と比較してマクロ経済の見通しが改善し、ポートフォリオのプラスの効果を反映していますが、オーバーレイ(モデル外の追加引き当て)の増加により一部相殺されました。
強固な資本創出が29億ユーロの追加分配を後押し
2025年末現在の普通株式等Tier1(CET1)資本比率は、2024年末現在の13.8%から上昇し、14.2%となりました。収益性の増加によるオーガニックな自己資本の創出が、2025年通年の資本分配およびクーポンの支払いの増加、規制上の影響ならびに事業成長による、複合的な影響を相殺しました。
2025年度中に、当行は2024年比50%増配となる23億ユーロの資本分配を実施しました。これには、1株当たり0.68ユーロ(総額で13億ユーロ)での2024年度の配当および、10億ユーロの自社株の買戻しが含まれ、2022年以降支払われた累積分配額は56億ユーロとなります。
ドイツ銀行は、前述のとおり、本日までに2026年における29億ユーロの追加的な資本分配を提案しています。これにより、2021年から2025年の会計年度に関連し、2022年から2026年にかけて支払済み、または支払予定の累計分配額は、85億ユーロとなり、当行の当初の目標である80億ユーロを上回ることになります。当行は、慣行上の承認を条件として、2026年下半期にも追加の資本分配を実施することを目指しています。
2025年第4四半期の当行のCET1比率における14.5%から14.2%への推移は、主に予想されていた規制上の影響を反映したものです。これには、2025年末における未実現損益である「OCIフィルター」(自己資本要求規則(CRR)第468条の経過措置)の適用終了や、2025年6月に公表された欧州銀行監督局(EBA)の改訂版ガイダンスに沿った、オペレーショナル・リスクRWA計算の年次更新が含まれます。また、2025年第4四半期における推移は、マーケット・リスクの水準の正常化、および信用リスクRWAの増加も反映されています。当該影響は、強力な自己資本の創出、および2025年第4四半期に実施された証券化取引により一部相殺されました。かかる取引により、当行の資本効率化プログラムに関連するRWA削減効率は310億ユーロに達し、2025年末までの目標範囲である250億ユーロから300億ユーロを上回りました。
2025年第4四半期のレバレッジ比率は、2025年第3四半期から横ばいの4.6%となりました。これは、前述の未実現損益に対する資本フィルターの適用終了を反映したものです。年末の現金残高の増加、および証券金融取引の増加に牽引され、レバレッジ・エクスポージャーが上昇しましたが、2025年第4四半期におけるAT1証券の発行を含むAT1資本証券の増加により相殺されました。
流動性および資金調達の強靭性
流動性カバレッジ比率は144%となり、規制要件である100%を上回り、余剰額は800億ユーロとなりました。安定調達比率は119%となり、当行の目標範囲である115%から120%の範囲内にあり、必要水準を1,060億ユーロ上回る余剰を確保していることを示しています。
2025年末現在の預金残高は、2024年末比で260億ユーロ増加して6,920億ユーロとなりました。これには、コーポレート・バンク(特にコーポレート・キャッシュ・マネジメント事業)およびプライベート・バンクにおける事業基盤の強みを反映した、2025年第4四半期における290億ユーロの増加が含まれています。
サステナブル・ファイナンス:非常に好調な2025年第4四半期を経て、2020年以降の取引高2が4,710億ユーロに到達
2025年第4四半期のサステナブル・ファイナンス、およびESG投資の取引高(DWSを除きます。)2は310億ユーロとなり、当行がこれらの取引高の追跡を開始した2020年以降2番目に高い四半期となりました。これにより2025年の合計は980億ユーロとなり、2021年以降最高の年間取引高となりました。また、2020年1月1日以降の累積取引高は合計4,710億ユーロとなりました。
2025年第4四半期におけるドイツ銀行の各事業部門は、以下のとおり貢献しました。
2025年11月、ドイツ銀行は2020年から2030年末までの期間における累積9,000億ユーロのサステナブル・アンド・トランジション・ファイナンスの新たな目標を発表しました。この目標は、当行の2020年1月1日以降のサステナブル・ファイナンスおよびESG投資の取引高を含み、世界的な変革の中で顧客にとって信頼できるパートナーとしてのドイツ銀行の役割を強化します。当行はさらに2027年末までに300件の自然関係の取引を促進するという目標も設定しました。
ドイツ銀行はグローバル環境情報開示プラットフォームであるCDPで初めてAリスト入りを達成しました。ドイツ銀行は、CDPが世界中の全セクターにおいて評価した企業の上位4%に含まれています。
2025年第4四半期における主な取引は、以下のとおりです。
1 本項目およびその他のGAAP以外の財務的測定尺度の詳細については、以下の「GAAP以外の財務的測定尺度の使用について」および2025年第4四半期補足財務データ(英文)の15頁から22頁をご参照ください。
2 累積ESG取引高には、コーポレート・バンク、インベストメント・バンク、プライベート・バンクならびにコーポレートおよびその他における、2020年1月1日から当四半期末までのサステナブル・ファイナンス(フロー)およびESG投資(ストック)が含まれています。対象となる商品には、資本市場における発行(ブックランナーを務めた分のみ)、マーケット・メイキング活動(適格在庫債券の年間平均取引高)、サステナブル・ファイナンス、当四半期末現在の運用資産および当四半期末現在の年金制度資産(総資産)が含まれます。累積取引高および目標には、DWSにより別個に報告される、DWSのESG運用資産は含まれません。
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